今回は、理学療法士を目指す方に向けて
国公立大学とそれ以外の学校で違いは
あるのかを解説していきます。
そして、
なぜ国公立大学を目指すべきなのかを
一個人の意見として書いていきたいと思います。
私立大学と専門学校の違い
まず、私立大学と専門学校の違いですが、
私立大学 | 専門学校 | |
学校数 | 4年制82校 | 4年制65校 |
短大6校 | 3年制84校 | |
授業内容 |
大きな違いはなし |
|
就職 |
差はほぼなし(個人の魅力次第) |
|
給料 |
差はなし |
私立大学と専門学校の違いは、ほとんどありません。
どの学校に行こうが、勉強する環境は揃っているので、
自分次第ということになります。
しかし、
国公立大学とそれ以外の大学では、
大きな違いが2つあります。
国公立大学との違いはかなり大きい
以下の表をご覧ください。
国公立大学 | それ以外の学校 | |
学校数 | 24校 | 234校 |
学費(4年間) | 約250万円 | 約500〜800万 |
生徒数 | 約20人 | 約40〜80人 |
授業内容 |
大きな違いはなし |
|
就職 |
差はほぼなし(個人の魅力次第) |
|
給料 |
差はなし |
詳しく見ていきましょう。
学費
まず大きく違ってくるのが、学費です。
上の比較表を見てもらえば分かりますが、
国公立大学とそれ以外で違うところは
学費と生徒数だけです。
国公立大学もそれ以外の学校も入ってしまえば、
何も違いはありません。
実習も国家試験も自分自身の力で乗り越えるのです。
学校による差は学費だけだと思ってください。
お金が全てではありませんが、お金は大事です。
私立大学に行って理学療法になることは
お金の無駄でしかありません。
(*研究をしたいという方はそうとは限りませんが、)
みなさん全員に、国公立大学を受験する権利はあります。
せっかく目指すなら国公立大学を目指しましょう。
高校最後の1年間を必死に勉強するだけです。
それだけで、金銭面がかなり変わってきます。
理学療法士になったら、
一生勉強していかなければいきません。
高校最後の1年間から勉強を開始するべきだと思います。
生徒数
もう一つ良い点を挙げるとするなら、
国公立大学は生徒数が少ないことです。
人数が少ない分、
コミュニケーションがとりやすくなり、
授業での生徒1人とのディスカッションも増え、
より授業が理解しやすくなります。
まとめ
正直に言うと、
どの学校であろうが、違いはありません。
どの学校であろうが、理学療法士になれます。
就職してしまえば、
どの大学を出ようが、専門学校だろうが関係ありません。
理学療法士になった後の方が
勉強をすることが多いかもしれません。
しかし、
同じように理学療法士になるのに、
4年間で約300万円も学費が変わってくることがあります。
たった1年必死に勉強するだけで、変わります。
お金を無駄にしないでください。
4年間で理学療法を学ぶだけでは、ありません。
自分の視野を広げるなど、自分の魅力を広げることに
お金をかけてください。
『お金を無駄にしない』
これが国公立大学を目指すべき理由です。
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